mansaku99’s diary

いわきに世界一の桜の山を…。東日本大震災のあと、9万9千本の桜の植樹を目指して活動を始めた「いわき万本桜プロジェクト」の活動日誌です。

再生の塔 始動    うさっぺ(白岩)

1月11日(日)
私にとっての今年の万本桜作業はじめがなんと新しいプロジェクトの始動の日となりました。
万本桜だよりや回廊美術館でも展示してある塔のスケッチ。
万本桜を応援してくださっている現代美術家の蔡國強さんが回廊美術館の次に手がけるその名も「再生の塔」
4の山、太陽のステージ付近に建設予定です。



代表の志賀さんと山へ向かう途中、「木材の皮を剥くと重さが半分になるんですよ」
え!?木の皮はそんなに重いんですか!?と驚くと木の皮を剥くと木に含まれる水分が抜けていって半分くらいの重さになるんですよ。と笑って教えてくださいました。
そう、山から切り出した柱となる樹木を再生の塔の「木材」とする作業が本日の作業。
一番大きな柱となる樹木の皮剥きです。高さ19メートルの塔の柱となるのですから太くて大きい!



これは大変!と最初は思ったのですが、木の節が少なく気持ちよくスルスル剥けていくので気持ちよい。
「再生の塔」の始動に中心となる柱の作業に携わることが出来て嬉しいです。
本日の作業もう一つは剪定作業です。
以前にも作業日誌に書きましたが、桜の未来を思い描きながらの作業でとても楽しいです。
夢中で次々と剪定していくといつの間にかお昼の時間も過ぎていました。
年中行いたいくらいなのですが、これは桜の休眠期の冬のみの作業、
こちらも急ピッチで進ませていきたいのですが人出が足りません。

桜の剪定作業をやってみたい方、樹木の皮むきなど蔡さんの作品に携わりたい方、一緒に万本桜でボランティアに参加しませんか。